浮動小数点数のパーサを書いてみた
先日、こういうツイートを見かけた。で、さいきん浮動小数点数づいているのもあって自分も浮動小数点数の文字列表記をパースして単精度および倍精度浮動小数点数に変換するパーサを書いてみた。
非常に苦労したので書いた
— Sukesan1984 (@sukesan1984) October 22, 2020
もっといいやり方がありそうだし、もっとうまい説明ができるかもしれないけどこれが限界でした・・・
文字列少数点数表記を IEEE754 倍精度浮動小数点数にエンコードする方法|Sukesan1984 #note https://t.co/2v5f1eMzea
この記事では、自分が実装したパーサを説明する。説明はいいからコードを見せろ、という人はこちらをどうぞ。 https://github.com/hkurokawa/FloatingPointNumberParser
続きを読む浮動小数点数の二段階丸め誤差
さいきん『浮動小数点数小話』という同人誌を読んでFMA (Fused Multiply-Add)の二段階丸め誤差(double rounding error)について色々と知る機会があったのでまとめておく。ついでにFMAに関するOpenJDKのバグっぽい挙動を見つけたのでそれも併せて記しておく。
続きを読む『データ指向アプリケーションデザイン』を読んだ
『データ指向アプリケーションデザイン』を読んだ。たいへんおもしろかった。技術書でこんなにわくわくしながら一気に読んだのは『Androidを支える技術』以来かもしれない。

データ指向アプリケーションデザイン ―信頼性、拡張性、保守性の高い分散システム設計の原理
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Deutsch–Jozsaアルゴリズムを追う
先日、Microsoft Q# Coding Contest - Summer 2018というコーディングコンテンストに参加しました。 その中でWarm Upとして出された問題の1つがDeutsch–Jozsaアルゴリズムを実装するものだったのですが、なかなかおもしろいアルゴリズムだったので追ってみたメモです。 なお、筆者はQ#も量子コンピューティングもこのコンテストに参加するまで触ったことがない素人なので、勘違いなどもあるかと思います。 その際はご指摘いただければ幸いです。
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